
こんにちは!ハルです!
皆さんはフィッシュレザーって知っていますか?
名前から想像すると、魚の皮を使った革製品をイメージしますよね。
魚の皮と聞くと「魚特有の生臭さがありそう」とか「牛革みたいに経年劣化するのかな?」など疑問があるかと思います。
また、レザークラフトを趣味にしている方だと「エイジングはするのかな?」「費用が気になる」という疑問があると思います。
今回は、そのような疑問を解決するため、フィッシュレザーについて解説していきます。
- フィッシュレザーってなに?
- 耐久性は?
- 魚特有の生臭さはある?
- エイジングするの?
- フィッシュレザーを使って制作したいけど、費用はどのくらい?
フィッシュレザーとは
魚の皮から作られた革
フィッシュレザーは、名前の通り「魚の皮」を加工して作られた革になります。
制作に要する日数は、概ね一ヶ月程度とのことです。
主な工程としては、以下の通りです。
- 身を削ぐ
- 塩漬け
- 脱脂及び漂白
- なめし
捨てるだけの素材を使うためエコ
フィッシュレザーと素材となる魚の皮は、廃棄される皮を使用しています。
ちなみに、魚の皮の年間廃棄量は約560万トンとのことです。
今後、フィッシュレザーが流行れば、廃棄物の再利用が可能となります。
SDGsの12「つくる責任・つかう責任」を果たせていると言えるでしょう。
牛革以上の耐久力
魚の皮は「クロスハッチ繊維」と呼ばれる構造を有しており、牛革以上の耐久力を持っていると言われてます。
更にしなやかさも兼ね備えており、レザークラフトの素材として十分な性能を持っていると言えます。
においは?
魚特有の「生臭さ」は、魚の「脂分」が主な原因になります。
フィッシュレザーは、制作過程で「徹底的に身を削ぎ」「何度も脱脂処理を行う」ことで生臭さを抜いています。
また、「タンニンなめし」を行うことで牛革のような匂いになります。
エイジングするの?
フィッシュレザーも牛革同様、エイジングします。
日光による日焼けや手の脂によって、深みのある色合いに変化していきます。
レザーフィッシュ独自の色合いになるので、エイジングが好きな方におすすめです。
どこで買える?
以下のサイトで購入可能です。
費用は?
相場としては、1,600円~4,000円程度になります。
サイズによって変わりますので、あくまでも一般的な相場です。
まとめ
牛革以上の耐久力を持ち、においも生臭さもなく牛革と同じの素材です。
興味がある方は、ぜひフィッシュレザーを使って制作してみてはいかがでしょか?